2008.10.26
菩提梯
三門の正面に見える急な石段で、石段の数287段、高さ104mあり、久遠寺本堂正面に出ます。
「南無妙法蓮華経」と御題目を41度称えながら登ると、そこには身延山五重塔のすぐ下に出る事ができます。
「菩提」─悟りに至る梯(きざはし)の意味が込められ、「南無妙法蓮華経」の御題目七文字になぞらえ七区画に分けられています。
二十六世日暹上人代に「佐渡の仁蔵の苦心により」造られたとの逸話が残っていますが、その完成年度は明らかではありません。
菩提梯の右には南部實長公像が見えます。實長公は文永十一年(1274)五月十二日、日蓮聖人をこの地に招かれ聖人ご在山の九ヶ年間一族をあげて給仕され、この身延の地十三里(8.5km)四方を日蓮聖人に寄進し子々孫々にわたり譲る事を戒められました。
◯鎌倉時代の条理制は大里一里゠約4km、小里一里゠約660mで小里の十三里四方は8.5km四方と推定出来ます。


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